有線を使ったADSLでのブロードバンドルータの設定

 

 

既存の社内LANADSLを導入するにはブロードバンドルータ (IPシェアリングボックス、ローカルルータ、NAT-BOXなどの別名があります)と呼ばれる装置が必要になります。社内LANADSLネットワーク(インターネット)を接続する働きをし、社内LANからのインターネットアクセス等外部ネットワークとの通信はすべてこの装置を介して行われますので多くの場合外部からの侵入を防ぐセキュリティー機能も持っています。

 

*ご注意*

**市販のブロードバンドルータの中にはADSLモデムが内蔵されているタイプの物がありますが、多くの場合有線を使ったADSLには対応できませんのでご注意ください。

 

ブロードバンドルータの一般的な設定について

 

WAN側設定】

ブロードバンドルータのWAN(ADSLネットワーク)IPアドレスを自動的に取得するように設定してください。接続にパスワードは必要ありませんので、PPPOEは設定しないで下さい。また、対話形式で設定するタイプのルータの中にはADSL形式かCATV形式かを選択する項目がある場合があります。この時、認証を必要としないCATV形式を選択してください。

 

LAN側設定】

 

[1.社内LANIPを自動割り当てる場合]

 

通常はIP自動割り当て機能を使った方が、管理が楽になります。

社内LANDHCPサーバの機能を持つ端末(ダイヤルアップルータなど)がある場合はそのDHCPサーバ機能無効にし、ブロードバンドルータの方のDHCPサーバを有効にしてください。端末側IPを手動で入力していた場合は、端末側の設定をDNSIPを自動で取得する設定にします。ブロードバンドルータで割り当てるIPの範囲を限定すれば固定IPの端末とも共存できます。

 

[2.社内LANの端末に固定IPを手動で割り当てる場合]

 

ブロードバンドルータによるIPの自動割り当てで問題がある場合や、固定IPを変更したくない場合はブロードバンドルータのDHCPサーバ機能をOFFにしてください。

その場合、端末側のIPアドレス・DNSサーバアドレス・デフォルトゲートウェイは各々手動で設定する必要があります。

 

出雲市内のお客様 

LAN側端末の設定(固定IPの場合)

IPアドレス・ネットマスク

お客様で設定してください。

DNS1(プライマリ)

192.168.254.244

DNS2 (セカンダリ)

211.12.231.240

DNS3(3つ以上設定できる場合)

211.12.231.244

デフォルトゲートウェイ

ブロードバンドルータのLANIPアドレス

 

佐田町のお客様 

LAN側端末の設定(固定IPの場合)

IPアドレス・ネットマスク

お客様で設定してください。

DNS1(プライマリ)

210.166.48.4

DNS2 (セカンダリ)

211.12.231.240

DNS3(3つ以上設定できる場合)

211.12.231.244

デフォルトゲートウェイ

ブロードバンドルータのLANIPアドレス